2007年 04月 05日
アヒルと鴨のコインロッカー
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小説なんて読んでみた。
雑誌、技術書以外のものを読むのは久々。
最近書店、文庫売り場の目立つ場所を賑わせており
毎度見かけるカバーデザインのいくつかが
伊坂幸太郎の作品であることに気づいた。
気分も良いと視界も広くなるようです。
うそ。
前々から知ってたけど、散々見かけるので今更になって
何となく読んでやってもいいかな〜位の気分になった。
花粉症と一緒なんでしょうね。
だんだんと体に溜まり発症するあたりが。
この作品が読みたいというものが無かったので
裏表紙の作品解説、本の厚さを手がかりに
決めようとするも、殆どの本が300頁超えていて困った。
久々に読むのだから、さらっと読みたい。
結局選んだのは『アヒルと鴨のコインロッカー』
選んだ理由は一番薄かったから。
カメラと同じ。PENTAX *istDL2が一番安かったから。
以下、ネタバレもあるので注意してください。
カットバック形式で、過去、現在の物語が交互に書かれる。読み始めは、この作者多少なりダサいんじゃないかなんて思ったが、そういう細かいところを評価する作品じゃなかった。過去と現在が進むにつれ混じり合い、最後の方では現在の上で過去の物語が走り、過去でも現在のことが表現され、凄い勢いで1つになる。なんで後半に進むにつれ読むスピードも増していった。
現在→過去→現在→過去→…といった順に節が別れており、現在と過去で主人公が違う。最後の方、現在の節にて過去の主人公が死んだことが明らかになる。ということは、次の節にて過去の主人公は自分が死ぬところを自分で語ることになる、って気づいたとき鳥肌たった。
面白かったです。
雑誌、技術書以外のものを読むのは久々。
最近書店、文庫売り場の目立つ場所を賑わせており
毎度見かけるカバーデザインのいくつかが
伊坂幸太郎の作品であることに気づいた。
気分も良いと視界も広くなるようです。
うそ。
前々から知ってたけど、散々見かけるので今更になって
何となく読んでやってもいいかな〜位の気分になった。
花粉症と一緒なんでしょうね。
だんだんと体に溜まり発症するあたりが。
この作品が読みたいというものが無かったので
裏表紙の作品解説、本の厚さを手がかりに
決めようとするも、殆どの本が300頁超えていて困った。
久々に読むのだから、さらっと読みたい。
結局選んだのは『アヒルと鴨のコインロッカー』
選んだ理由は一番薄かったから。
カメラと同じ。PENTAX *istDL2が一番安かったから。
以下、ネタバレもあるので注意してください。
カットバック形式で、過去、現在の物語が交互に書かれる。読み始めは、この作者多少なりダサいんじゃないかなんて思ったが、そういう細かいところを評価する作品じゃなかった。過去と現在が進むにつれ混じり合い、最後の方では現在の上で過去の物語が走り、過去でも現在のことが表現され、凄い勢いで1つになる。なんで後半に進むにつれ読むスピードも増していった。
現在→過去→現在→過去→…といった順に節が別れており、現在と過去で主人公が違う。最後の方、現在の節にて過去の主人公が死んだことが明らかになる。ということは、次の節にて過去の主人公は自分が死ぬところを自分で語ることになる、って気づいたとき鳥肌たった。
面白かったです。
by marktonkotsu
| 2007-04-05 23:55